【太平洋フェリーきそ乗船記④】乗船から下船まで40時間レポート!

旅行記

こんにちは、フェリー旅をブログに執筆中のshijumiです。

今回は太平洋フェリーの乗船40時間で実際に過ごした内容を時系列でレポートしていきます!

太平洋フェリーその他の記事はこちら

名古屋港乗船

17:30 乗船開始

まずは今回利用する部屋、2等(和室)へ直行。
いわゆる大部屋です。

乗船時は感染症対策で大部屋を利用できる人数を制限していたので広々でした。

大部屋についてはきそ乗船記②でレポートしているので気になる方はそちらをご覧ください\(^o^)/

寝具と荷物を自分のスペースにセットしたら早速レストランへ行きました。

太平洋フェリーきそ2等和室
太平洋フェリーきそ2等(和室)

1日目ディナーと出港

18:00 夕食

5回分の食事券のうちの1枚を使ってレストランへ入ります。

初めての太平洋フェリーにオリジナルワインで乾杯。

太平洋フェリーオリジナルワイン白
太平洋フェリーオリジナルワイン

バイキング一周目の食事を目一杯お皿に盛り付けて夕食開始。
太平洋フェリーきそレストランのバイキングの詳しい話はこちら→きそ乗船記③

太平洋フェリーきそ1日目夕食
太平洋フェリーきそ1日目夕食
18:45 出港15分前

食事中に出港15分前のドラが聞こえてきました。

太平洋フェリーで名古屋港を出港する時には必ず見ないといけないものがあります!

伊勢湾岸道の橋「名港トリトン」下の通過です。

食事中に屋外デッキへ出てもいいか確認すると、再入場カードがあるので大丈夫ですとのこと。

テーブルには食事中と掲示するカードを置いて屋外展望デッキへ行きました。

きそ出港の様子
19:00 出港

職員さんたちが手を振って見送ってくれます。
これが単純に嬉しい(^ ^)

19:05 出港して間もなく前方に橋が見え始めました。
レストランの食事を途中で抜け出して見に来た名港トリトン

きそから見た名港トリトン

船の煙突すれすれですり抜ける感覚でワクワク。
今までくぐったどの橋よりも近くて迫力があるように感じます。

19:11 橋の下を通り抜けました。
いよいよ船旅の始まりだ~♪

きそが名港トリトン下を通り抜ける

、、、ここから先、あと何時間か進むと太平洋。
この日の海は時化ていました。
揺れるの確定の船旅(;゚Д゚)なのでそういう意味でも始まりなのです。

とはいえ、まだまだ湾内なのでとりあえずレストランに戻って食事の続きを楽しみました。

レストランの再入場カード

一旦就寝→夜中の大浴場

20:30 就寝

この日は夜勤明け
前日の夜から寝ずに乗船したのでもう24時間起きていることになります。
夕食後は倒れこむように寝てしまいました。

フェリーに乗る時はいつも夜勤明け。
そんなわけで自然と船で起きてる時間はいつも夜中なのです。
消灯時間を待たずに自然に目が覚めるまで眠ることにしました。

2:30 起床

目が覚めたので大部屋を出てパブリックエリアへ。
誰もいないエントランス付近を撮影。

しばらくソファに座って船内を眺めて少しずつ目を覚まします。

2:38 の位置はこの辺り、伊豆半島近くの神子元島近辺のようです。
出港から7時間半でもうこんなところまで来ているんですね。

船はまあまあ揺れています。

太平洋フェリーの良い所の一つ、大浴場が24時間利用可能
というわけで夜中大浴場に向かいました。

3:00 大浴場

誰も居ません。貸し切りです!
この時も船は揺れていたので、浴室の水は前後左右に流れまくりでした(´⊙ω⊙`)

きそ展望浴室

真夜中の船内散策

3:30 船内散策

夜勤勤務の一番目が冴える時間!
誰もいない船内を独り占めです。

かなり揺れていたこともありほんとに独り占め。

パブリックエリアにはソファ席にカウンターテーブル席にと過ごせる場所が沢山あります。

きそカウンター席とテーブル席
レストラン入口前のソファ席

居場所を決めてタンブラーに温かいお茶を入れてボーっと真っ暗な窓の外を眺めます。
とはいっても真っ暗なので窓に反射した自分しか見えない。

その後しばらく外を眺めたりスマホを触ったりしていたのですが、
完全に船酔い状態になりました(;・∀・)

こうなったら寝るのが一番なのでもう一度寝ることにします。

5:00 船酔いから復活

目が覚めると揺れがおさまっていたのでもう一度パブリックエリアへ。
船酔いからも復活していました。

朝が近づいてくると徐々に空が白んで外の景色も見え始める。
その瞬間が好きだったりします。

きそ船内から見た早朝の海

天気は悪く、雲が厚そうに見えます。
でももしかしたら朝日が顔を出すかも?
と展望デッキへ悪あがきに行ってみました。

太平洋フェリーきそ早朝の展望デッキ

この天候でも朝の景色を見よう屋外に出る強者が数名いました。
ちょっと命の危険すら感じる強風展望デッキ。
もちろん朝日なんて拝めるわけもなくすぐに退散。

太平洋フェリーきそ早朝の展望デッキ2

乗船2日目朝食~昼食

7:30 朝食

全5枚のうちの2枚目の食事券をもってレストランへ!

待ちに待った朝食、この時間めちゃくちゃ幸せ(*’ω’*)

今から24時間後もまだ船に乗ってるんだ♪
まだまだ楽しめるんだ~♪
と気持ちに余裕のある時間帯。

太平洋フェリーきそ2日目の朝食

お昼のバイキングまでにお腹空くんだろうか、、
と若干の疑問を抱きながら、たくさん、もりもり、食べました(^-^;

レストラン以外にも軽食をいただける「マーメイドクラブ」というスタンドがあり、
こちらも気になります。

マーメイドクラブの朝食
マーメイドクラブのカウンター席

食後はやっと明るくなった船内パブリックエリアで過ごしました。
深夜の船内も良いのですが、日が差し込んで明るくなった船内はまた違った雰囲気になります。

太平洋フェリーきそ朝の船内
太平洋フェリーきそ朝の船内2
9:10 ショップで買い物

乗船記念のお土産を探しに売店へ行きました。

売店で売られているものは…

  • お酒やジュースお茶
  • お菓子・おつまみ・カップ麺
  • 名古屋・仙台・北海道の名産品
  • 太平洋フェリーオリジナルグッズ
  • 雑誌・日用品etc…
太平洋フェリーきそ売店の乗組員おすすめ商品

私がどの船でも必ず買うのはロゴ入りタオルです。
旅で使えるし古くなったらまた買えばいいと思えるから(^ ^)
それと、松尾ジンギスカンのポテチも購入!
御船印はこれが記念すべき1枚目でした。

9:30 お茶の時間

今は感染症対策のためにラウンジショーなどがないので、ただただのんびり過ごします。
スタンドにお茶が用意されていたのでそれを飲みながら、
やっと見えるようになった海を眺めました。

きそ船内スタンドのお茶
きそ船内でお茶を飲みながら海を眺める

このままでお腹空くんだろうか??

11:20 展望デッキへ

展望デッキへ出てみることにしました。
少し青空が覗いて明るくなっています。
暖かい南からの風が気持ち良い。

太平洋フェリー昼の屋外デッキ
12:00 昼食

そして、お腹が空くことはなくランチタイム開始となりました。

3枚目の食事券を持ってまたまたレストランへ。

サラダ中心にお皿一杯におかずを盛り海の見える席に着きました。
この時間を楽しみにきたと思えばお腹いっぱいでも楽しめます!

太平洋フェリーきそ2日目昼食

昼の海~仙台港

展望デッキへ出るとまだ暖かい追い風で気持ちいい!

まもなくメインイベント
姉妹船の「いしかり」とのすれ違いがあるので暖かくなってくれて助かりました。

14:35 姉妹船「いしかり」すれ違い

汽笛交換して通り過ぎていく「いしかり」さん。
あちらは向かい風で前方から押し寄せるうねりに向かって進んでいるからでしょうか、
前後に揺れているように見えます。

姉妹船いしかりとのすれ違い
姉妹船いしかりとのすれ違い2

いしかりの乗客数名の方、そんな中でもデッキへ出てすれ違う「きそ」を見送ってくれてます。
お気を付けて(^^)/~~~

すれ違いイベントが終了したのでまたパブリックエリアへ戻りました。

しばらくして揺れが更に収まり平穏な時間が流れ始めました。
仙台港に入港するようです。

仙台港へ入って行く様子
16:20 仙台港入港

仙台港に着岸しました。
天気が悪かったので船内から眺めるだけ。
次回乗船時に天気が良ければ展望デッキでこの景色を見たいなぁ。

仙台港着岸の様子

下船する人が出てすぐに船内清掃のスタッフの方々が乗船してきます。
慌ただしく掃除されている様子をパブリックエリアで眺めました。

約2時間は平穏な時間、PCやスマホで作業するなら今のうち!
でも気付いたのが遅かったのでほんの少しだけ作業しました。

2日目夕食と仙台港出港

仙台港からの乗客が乗船を始めました。
それと同時にレストランの夕食もスタートします。

18:30 夕食

これが2回目で最後の夕食。
心残りのないように食べつくそうと早速レストランに。

出港の様子を見たかったので仙台港寄りの座席に着きました。
この時外は雨模様だったので屋外デッキで出港の見学は諦めました。
タグボートに引っ張られる様子を見たかった、、、。

1回目の夕食は白ワインだったので、赤ワインで乾杯。

太平洋フェリーオリジナルワイン(赤)
2日目の夕食

夕食を食べていると名古屋港と同様に出港15分前の銅鑼が聞こえてきました。
さんふらわあのドラより高い音なので少し小さめの銅鑼なのかな?
次の乗船時には銅鑼の演奏も見学に行きたい。

19:00 仙台港出港

これから恐らく大揺れだろう海へ出港。

この時の天気予報画面はこんな感じでした(;゚Д゚)

仙台港出港時の天気予報画面

大揺れの宮城県沖で映画上映

湾を出たんだなとはっきりわかるくらいに揺れ始めました。

それでもこの日は映画の上映を観たかったのでスクリーンのある部屋へ行きました。
天井の照明機器がミシミシ音を立てています。
身の危険を多少感じたので大きな照明下を避けて座席に着きました。

こんな日に映画を観る人いるんだろうか、、と思っていたのですがいらっしゃいました。

21:00 映画鑑賞

5名ほどの勇者たちと一緒に鑑賞スタート!

太平洋フェリーきそ船内のホール
太平洋フェリーきそ船内のホール座席

これくらいじゃ中止にならないんだなぁ
としみじみ思うくらいの揺れです。

15分ほど観たところで睡魔に襲われたのでやはり部屋に戻って寝ることにしました。
部屋に戻るまでは上下にふわふわ、左右にゆらゆら、
しっかり揺れていました。

3日目最後の朝食

4:30 起床

目が覚めてまたパブリックエリアへ移動。
朝食までの時間、ゆっくりできる最後の時間です。

太平洋フェリーきそパブリックエリアのドリンクスタンド

給湯室には水道、電子レンジ、給湯器が用意されているのでとても便利。
持参したタンブラーにホットドリンクを入れてソファ席に座ります。
揺れはおさまっています。

フェリー旅に欠かせないタンブラー

売店で購入したお饅頭『ずんだ豆うさぎ』でホッと一息つきます。
それにしても乗船してから明らかに食べ過ぎ。
でもそれが旅の醍醐味♪

ずんだ豆うさぎ
5:00 青森県沖

もうこんなところまで来ています。

午前5時頃の位置

明るくなってきたので今回こそ朝日を見ようと展望デッキへ出ようと思ったのですが、悪天候のため閉鎖になっていました。
残念(T ^ T)

7:30 朝食

最後のレストランバイキング

前日の朝食で美味しかった卵かけご飯をいただきます。

太平洋フェリー朝食の卵かけご飯

最後の食事の座席は船後方の景色を見るこの席にしました。
青空が見え始め海も穏やかになってきました。

レストラン後方の景色

朝食を食べ終わると船内で過ごす時間はあと2時間ほど

目的地が近くなるのは嬉しいけど船から降りるのは寂しい
複雑な気分です。

朝の清々しいパブリックエリアでのんびりしたり、
2泊3日過ごした大部屋での時間を楽しみます。

3日目朝のパブリックエリア

苫小牧西港

10:35 下船準備

苫小牧西港が近づいてきました!
雪を被った山が見えて北海道に来たことを実感します。

やっと北海道の山が見える
苫小牧港

封鎖が解除された屋外デッキへ出て着岸の様子を見学します。
新日本海フェリーでは苫小牧東港夜到着だったので苫小牧の街の全貌を初めて見ることができました。

苫小牧西港フェリーターミナルが見えてきました。

苫小牧西港フェリーターミナル

10:50 フェリーの接岸と同時にカラスがお出迎えにやってきました。
こんな大きな船を正確に停めることができるなんてすごい!

苫小牧西港でやってきたカラス
10:55 下船開始

2泊3日、約40時間の船旅が終わりました!

フェリーターミナルに入って40時間過ごした船の全貌を見ます。

苫小牧西港での太平洋フェリーきそ

連絡バスに乗って札幌へ向かう予定ですが、
バスの時間まで45分ほどあるのでしばらくターミナル内で待つことになりました。
ターミナル内は空港の待合のような雰囲気でワクワク感があります!
充電ができる場所もあったのでPCやスマホを使うこともできそうでした。

苫小牧西港からの連絡バス
苫小牧西港フェリーターミナル内
苫小牧西港フェリーターミナル内の充電ポイント

ここからは連絡バスで札幌へ向かいます。
札幌で2泊、その後新日本海フェリーすずらんで敦賀へ帰ります。
その話はまた別の記事で。

苫小牧西港から札幌への高速バス

ここまで読んでいただきありがとうございました。
また読んでもらえたら嬉しいです!

ではまた〜♪

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